シュロスベストプラクティス®とは
シュロスベストプラクティス®は側弯症治療のためのシュロス法®を、シュロスの3代目であるDr.Hans Rudolf Weissが、その効果はそのままによりシンプルに、優しく、かつ現代的に改良したプログラムです。
日常生活の動作の中で簡単に行える、それぞれのカーブパターンに合わせたこの新しい運動療法は、古いシュロス法®に比較して、側弯症を改善する可能性を大きくしてくれました。
シュロスベストプラクティス®の目的は、目に見える姿勢のコントロールをできるようにすることです。新しい姿勢(側弯を矯正する姿勢)を繰り返しの運動によって習得しやすくし、脳の記憶を書き換えていくのです。セルフコレクション、すなわち自分で背骨の位置をコントロールしていくのです。
3カーブと4カーブ
シュロス法®では、大きく3カーブか4カーブかに分けて考えます。
3カーブ
![3C ブロック 図 写真](https://sbpj.sakura.ne.jp/wp02/wp-content/uploads/2017/05/12fbd32e0e646a6e8bef1afca7df8061-300x218.jpg)
3C ブロック 図 写真
4カーブ
![4C ブロック 図 写真](https://sbpj.sakura.ne.jp/wp02/wp-content/uploads/2017/05/afc597d9b97db8b487c8ad9b865df86f-300x219.jpg)
4C ブロック 図 写真
シュロスベストプラクティス®のプログラム
シュロスベストプラクティス®のプログラムは
1. Physiologic 矢状面の矯正
2. ADL training 前額面の矯正 毎日の生活の中で行える運動 立ち方、座り方、歩き方
3. 3D made easy 水平面の矯正 呼吸法を含む
4. Power Schroth より積極的なシュロス法®の運動療法
で構成されています。
約3回の講習で一通り習得することができ、一旦覚えれば生涯にわたり自宅で無理なく行うことのできる運動療法です。
![home_image2](https://sbpj.sakura.ne.jp/wp02/wp-content/uploads/2017/05/7de19d21a3eb1ba5a2d37386fa4582bf-300x225.jpg)
運動療法シュロスベストプラクティスの一つ、Frog on the pond(池のカエル)です。 自宅でテレビを見ながら簡単に運動療法が続けられます。
![](https://sbpj.sakura.ne.jp/wp02/wp-content/uploads/2017/05/80e5e8e478be51787e0438773edbbe34-300x228.jpg)
運動療法シュロスベストプラクティス
装具(ゲンシンゲン装具)との併用
軽度の側弯症には シュロスベストプラクティス®だけでも効果が期待できます。
進行期、中程度以上の側弯にはシュロスベストプラクティス®とゲンシンゲン装具の併用を強くお勧めします。
(注意:運動療法は、必ず指導者の指導のもとに行ってください。)
各種リンク
エビデンス
シュロスベストプラクティス®のエビデンスはこちら⇨
https://schrothbestpractice.com/evidence-for-the-schroth-best-practice-approach/