特定医療法人 米田病院 (愛知県)、哲心会白石接骨院 (愛知県)、四谷左門町医院(東京都)等で臨床経験を積む傍ら柔道整復師として初めての博士(医学)として、柔道整復の大学教育化、及び大学院設立に尽力し、初の柔道整復の大学院教授に就任した。日本の伝統医療である柔道整復の科学性を証明するべく、現在も名大医での研究を続けている。臨床においては、今日では手術が当たり前とされている骨折や脊柱の疾患等にも、解剖学と分子生物学に基づく徒手整復と正しい固定による保存療法(手術をしない治療法)で治療にあたり、多くの信頼を得ている。思春期特発性脊柱側弯症についても博士研究の時から長年研究を続けてきたが、Dr.Weissらによるエビデンスのある保存療法に感銘を受け、特に将来ある子供たちの為にその普及に努めている。
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- Innervation and functional characteristics of connective tissues, especially elastic fibers, in human fetal thoracic intervertebral articular capsule and its surroundings. 共著 2003年
- Anatomy and Embryorogy Volume 206, Issue 6, pp 437-445 (医学博士 主論文)
- A new retinacular ligament and vein of the human temporomandibular joint 共著 1995 Clinical Anatomy. Vol.8, No.3, p208-213 “(医学博士 副論文)
- ヒト顎関節における関節円板後方部の支靭帯及び静脈の存在 共著 1995年 解剖学会雑誌 Acta Anatomica Nipponica. Vol. 69, No. 1, p 80″
- ヒト固定遺体における慢性両側性顎関節脱臼と関節円板の解剖学的及び組織学的観察 共著 1998年 柔道整復・接骨医学誌 Vol. 7, No. 2, p79-85″
- 下腿骨骨折と足部周囲外傷における歩行固定療法について 単著 1983年 中部接骨学会誌 Vol.1 No.41, 42, p122-129″
- 小児の上腕骨顆上骨折 単著 1984年 中部接骨学会誌 Vol.1, No.43, 44, p21-26
- 下腿骨骨折と歩行固定療法 単著 1985年 中部接骨学会誌 Vol.1, No.45, 46, 157-159
- 頚部筋膜の存在と鎖骨骨折の転位についての解剖学的考察
- 小動物を用いた皮下骨折に対する組織学的観察法の紹介-柔整における基礎研究を考える- 共著 1995年 中部接骨学会誌 Vol.1, No.65, No. 66, p158-164, p165-169″