娘も私も、ゲンシンゲン装具を作って本当に良かったと感じています。
娘が中学1年生の時、側彎のカーブが45度まで進行し、手術も検討されたため、渡独し装具を作りました(この時はまだ日本では作ることができませんでした)。ドイツの装具は装着した瞬間から身長が数センチ伸び、カーブも改善されるものでしたが、娘のカーブが深刻だったことや、日本よりタイトな装具だったこともあり、最初は長時間の装着ができませんでした。
帰国後は白石先生の治療、装具の微調整、ストレッチ指導等により、装着時間も少しずつ伸び、3か月後のレントゲン検査ではカーブが45度から37度に改善され、手術も無事回避することができました。
高校1年の現在、ゲンシンゲン装具は2つ目です。高校受験の時には装着時間が減り治療やストレッチからも暫く離れてしまいましたが、現在は月1~2回のペースで通院しています。側弯治療では、効果のある良い装具の継続的な装着が大切であると同時に、受診によるケア、運動療法=身体の柔軟(ストレッチ)もとても大切だと実感しています。